この記事の位置づけ

この記事は個別サービスを深掘りするレビュー記事です。使い方や料金の比較が大事なので、近いサービスも見ながら判断するのがおすすめです。

※本記事にはプロモーションを含みます。

大手の不動産ポータルで物件を探していると、だんだん間取り図と数字だけを見比べる作業になってきます。写真は暗いし、説明文はどこも同じ。「この部屋で暮らしている自分」がまったく想像できないまま、スワイプだけが進んでいく。

カウカモ(cowcamo)は、そこがまるごと違いました。物件が「読み物」として作り込まれているのです。この記事では、App Storeと公式サイトの公開情報をもとに、このアプリが何に強くて、どこが弱いのかを正直に整理します。

この記事を3行でまとめると
  • 物件を「探す」より「読む」アプリ。プロの写真と独自レビューが本体
  • 対応は東京都と神奈川県の一部だけ。ここが最大の弱点かつ割り切り
  • 運営は東証グロース上場の株式会社ツクルバ。宅建免許番号も公開

結論:物件数では勝てない。それでも評価4.5に届いている理由

先に結論です。カウカモは掲載数で大手ポータルと戦っていません。むしろ意図的に絞っています。公式も「独自の視点でセレクトした」と書いていて、スペックやデザインだけでなく街の魅力や管理体制まで見たうえで掲載を決めていると説明しています。

それでもApp Storeの評価は4.5/6,090件。不動産系アプリとしてはかなり高い水準です。理由ははっきりしていて、1件あたりの情報の濃さが桁違いだからでした。

サービス名カウカモ(cowcamo)
運営会社株式会社ツクルバ(東京都渋谷区恵比寿・2011年8月設立)
扱う物件中古マンション/リノベーション済み物件
対応エリア東京都・神奈川県の一部(横浜・川崎など)
App Store評価4.5/6,090件
アプリ提供開始2017年9月(サービス自体は2015年から)
アプリ利用料無料(会員登録も無料)
宅建業免許東京都知事(3)第97398号
2026年8月時点のApp Store・公式サイト公開情報

他の不動産アプリにない3つのもの

①プロカメラマンの写真と、物件ごとのレビュー

これが本体です。物件ごとにカウカモ独自のレビューが書かれていて、写真もプロカメラマンが撮影したものが大量に載っています。内装だけでなく眺望まで押さえてあるので、内見に行く前の段階で「暮らしている自分」が想像できる。

不動産ポータルで消耗する最大の原因は、写真が少なすぎて判断できないことです。そこを人手とコストで解決しにきている、というのがカウカモの立ち位置でした。

②MIX|条件ではなく「切り口」で探せる

「MIX」はカウカモがキュレーションした物件まとめです。価格と広さと駅徒歩という条件検索とは別に、まったく違う切り口から住まいを見つけられる導線が用意されています。

条件を絞りきれていない段階——「そもそも自分がどんな家に住みたいのか分かっていない」段階の人にとっては、条件検索より役に立ちます。

③資金計画|年収を入れると「いくらまで買えるか」が出る

年収と自己資金を入力すると、おおよその購入可能額と上限額が表示されます。さらに物件ごとに、住宅ローンを組んだ場合の毎月の支払い額が出るようになっています。

価格・広さ・間取りで検索 駅徒歩分数 ペット可のみ 条件保存でプッシュ通知 エージェントとチャット 読み物コンテンツ

「気に入った物件が、自分に買えるのかどうか」がその場で分かるのは大きいです。ただし表示されるのはあくまで試算で、実際の借入可能額は金融機関の審査で決まります。目安として使ってください。

探すだけで終わらない|購入・リノベ・売却まで一本でつながる

カウカモが単なる物件検索アプリと違うのは、その先の工程まで自社で受けている点です。

フェーズ提供しているもの
探すアプリでの物件検索、MIX、読み物コンテンツ
相談するカウカモエージェント(物件提案/内見同行/資金計画)、セミナー・相談会
つくる定額リノベパッケージ、リノベ見学会
売る売却マッチングサービス「ウルカモ」
公式サイトに掲載されているサービス構成

「リノベ済みの物件を買う」だけでなく、「物件を買って、そこから自分でリノベする」という進め方も選べます。仲介と設計が分断されていないので、買ったあとに「この壁は抜けませんでした」となるリスクを前倒しで潰せるのが実務的な利点です。

費用について。アプリの利用と会員登録は無料ですが、実際の購入時には仲介手数料や諸費用がかかります。金額の条件は個別の物件・契約によって変わるため、必ず担当エージェントに確認してください。リノベーションを行う場合は、その費用も物件価格とは別に必要です。

良い点と、気になった点

ここが良かった
  • 写真の質と量が他の不動産アプリと段違い
  • 物件ごとのレビューが読み物として面白い
  • 街や管理体制まで見て掲載を決めている
  • 資金計画が物件単位で確認できる
  • 購入・リノベ・売却まで窓口が一本
  • 上場企業が運営し、宅建免許番号も公開
先に知っておきたい点
  • 東京都と神奈川県の一部のみ。地方は対象外
  • 厳選している分、掲載数は大手より少ない
  • 価格帯は全体的に高めという評判
  • 担当者によって対応に差があるという声
  • リノベ費用を含めると予算が膨らみやすい

いちばん大きい弱点は、はっきり対応エリアです。首都圏以外に住んでいる人にとっては、そもそも選択肢に入りません。ここは割り切りで、「首都圏の中古リノベ」という一点に資源を集中させた結果と考えるのが正確です。

運営はどんな会社か

不動産は金額が大きいぶん、誰が運営しているかが他のアプリよりずっと重要になります。カウカモの運営は株式会社ツクルバ。2011年8月設立、本社は東京都渋谷区恵比寿、従業員数は304名(2025年7月末時点)です。東京証券取引所グロース市場に上場しています。

公式サイトには宅地建物取引業免許 東京都知事(3)第97398号が明記されており、(公社)全日本不動産協会の会員かつ(公社)首都圏公正取引協議会に加盟しています。免許番号のカッコ内の数字は更新回数で、数が大きいほど営業年数が長いことを示します。

ゲムシル!独自評価

評価項目点数ひとこと
物件情報の濃さ★★★★★写真とレビューだけで一日つぶせる
初心者へのサポート★★★★★資金計画から内見同行まで一本でつながる
運営の信頼性★★★★★上場企業・免許番号・協会加盟をすべて公開
物件の数★★★☆☆厳選のトレードオフ。数を求めるなら大手併用
対応エリア★★☆☆☆首都圏のみ。地方在住だと使えない
総合4.2 / 5.0首都圏で中古を買うなら、入れておいて損はない
ゲムシル!独自評価(2026年8月時点)
3つ以上当てはまるなら、入れておく価値あり
・東京・神奈川で住まいを探している
・新築は予算的に厳しいが、きれいな部屋に住みたい
・間取り図と数字だけの物件探しに疲れている
・買ったあとにリノベすることも視野に入れている
・そろそろ賃貸を出て、購入を考え始めた
逆に、こういう人には向きません
・首都圏以外で物件を探している
・とにかく掲載数の多いサービスがいい
・新築マンションしか考えていない

よくある質問

Q. アプリの利用にお金はかかりますか?

アプリのダウンロードも会員登録も無料です。費用が発生するのは、実際に物件を購入する段階になってからです。金額の条件は個別に変わるため、担当エージェントに確認してください。

Q. 対応エリアはどこまでですか?

東京都と、神奈川県の一部(横浜・川崎など)が中心です。全国対応ではないため、それ以外の地域で探している場合は他のサービスを使うことになります。

Q. リノベ済みの物件しか扱っていないのですか?

リノベーション済み物件が中心ですが、それだけではありません。物件を購入してから自分でリノベーションするという進め方も用意されていて、定額リノベパッケージやリノベ見学会といったサービスがあります。

Q. 売却にも使えますか?

使えます。売却マッチングサービス「ウルカモ」が用意されており、購入から売却まで同じ窓口で相談できる構成になっています。

Q. 運営会社は信頼できますか?

運営は東京証券取引所グロース市場に上場している株式会社ツクルバです。公式サイトに宅地建物取引業免許 東京都知事(3)第97398号を掲示し、全日本不動産協会の会員・首都圏公正取引協議会の加盟事業者であることも明記しています。判断材料としては十分に開示されているほうです。

まとめ|「探す」に疲れたら、入れてみてほしい

カウカモは、物件探しの一軒目のアプリではないかもしれません。掲載数では大手にかなわないからです。けれど、大手で条件を絞りきったあとに「で、この部屋に住んだらどんな生活になるんだろう」を確かめる場所としては、これ以上のものが見当たりませんでした。

無料で、登録も無料。まずは読み物として眺めてみるところから始めても、まったく損はありません。

間取り図の代わりに、暮らしが載っている。
首都圏で中古マンションを考えているなら、一度は見ておきたいアプリです。
アプリも会員登録も無料
東京・神奈川の中古リノベマンション/宅建業免許 東京都知事(3)第97398号
カウカモを無料で使ってみる
中古マンション検索 カウカモ|リノベーション物件探しアプリ
中古マンション検索 カウカモ|リノベーション物件探しアプリ
開発元:TSUKURUBA inc.
無料
posted withアプリーチ

※本記事は2026年8月時点のApp Store・公式サイトの公開情報をもとに構成しています。掲載物件・サービス内容・費用は変更される場合があるため、最新の内容は公式サイトおよび担当エージェントにご確認ください。本記事は不動産投資の助言を目的としたものではありません。

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※本記事は個人の感想に基づく内容です。掲載内容は執筆時点の情報であり、変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。